3月になり、今年度の公民館講座も終わりが近づいてきた。
昨日は、講座生の皆さんから温かな言葉を頂いた。
「声が以前より出るようになった」
「腹式呼吸がつかめてきた」
声を掛けて頂いて、嬉しくてじーんとした。
講座で内容を発していると、個人レッスンとは違って、相手の方がどう感じているかが見えないときがあり、不安になることもある。
そんなとき、こうして、言葉で感想を頂くと、救われた気持ちになる。
いい感想であれ、厳しい指摘であれ、思いが見えるとほっとする。
身体の使い方についての方法論「アレクサンダーテクニック」の本の記述を思い出す。
「自分から始めるが、自分で終わりではない。音楽はみんなで共有する場にある。」
緊張してかたくなると、自分しか見えなくなってしまう瞬間があるけれど、本当は自分一人で終わっているわけではない。
講座だって、演奏だって、その場にいる人と一緒に作ってるんだよなあって思う。
思いを届けてもらえて、嬉しかった。
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